ウェールズ代表DFロッキャーが試合中に意識失い卒倒…ボーンマスvsルートンが中止に

[写真:Getty Images]

ルートン・タウンのウェールズ代表DFトム・ロッキャー(29)が試合中に卒倒。試合は中止になった。

ルートンは16日にプレミアリーグ第17節でボーンマスと対戦した。試合は開始早々の3分にアデバヨのゴールでルートンが先制するも、後半の主導権を握ったボーンマスが58分にソランケのゴールで試合を振り出しに戻した。

すると、1-1のまま迎えた60分に悲劇が起きる。ルートンのキャプテンであるロッキャーがボールと関係ないピッチ中央で昏倒しそのまま倒れ込んだ。

プレーが続いていたが、ボーンマスMFビリングがピッチ内に呼び、試合は中断。応急処置をしたロッキャーはそのまま病院へと搬送された。

約30分間の中断を経て、試合はそのまま中止が決定。プレミアリーグは公式サイトで「ボーンマスvsルートン・タウンの試合は、選手の生命に関わるアクシデントにより中止となりました。我々の想いは、トム・ロッキャーと今日の試合に関わったすべての選手にある」との声明を発表した。

なお、ロッキャーは今年5月に行われたプレミアリーグ昇格プレーオフ決勝のコベントリー戦でも試合中にピッチに倒れると、そのまま緊急搬送され、心臓手術を受けていた。

© 株式会社シーソーゲーム