オシムヘン1G1Aのナポリがカリアリを押し切って連敗ストップ【セリエA】

[写真:Getty Images]

ナポリは16日、セリエA第16節でカリアリをホームに迎え、2-1で勝利した。

前節ユベントスに惜敗して2連敗となった7位ナポリ(勝ち点24)は、4日前に行われたチャンピオンズリーグではブラガを退けて決勝トーナメント進出。そのナポリはジエリンスキが欠場となった以外は現状のベストメンバーを送り込んだ。

16位カリアリ(勝ち点13)に対し、オシムヘン、クワラツヘリア、ポリターノの3トップで臨んだナポリが押し込む入りとすると、クワラツヘリア、オシムヘンとボックス内から際どいシュートを浴びせていく。

その後も押し込んだナポリだったが、22分にピンチ。CKの流れからルーズボールをアウジェッロにボレーで叩かれると、シュートは枠を捉えていたが、ディ・ロレンツォがカットした。

ひやりとしたナポリは29分に決定機。FKからラフマニのヘディングシュートが左ポストに直撃した。前半半ば以降もナポリがハーフコートゲームとしていた中、43分にカウンターを受けたピンチではGKメレトがナンデスとの一対一を止めてゴールレスで前半を終えた。

迎えた後半も押し込んだナポリだったが、攻めあぐねていたことを受けて58分にラスパドーリとマリオ・ルイを投入。すると69分、ナポリが均衡を破る。左サイドからのマリオ・ルイのクロスをオシムヘンがヘッドで叩き込んだ。

マッツァーリ采配が的中して試合を動かしたナポリだったが、3分後に追いつかれる。ルブンボに左サイドを突破されてクロスを入れられると、パヴォレッティにボレーで合わせられた。

それでも75分、ナポリが個人技で勝ち越す。オシムヘンがボックス右でDF4人に囲まれながらも強引に突破。折り返したクロスをクワラツヘリアが蹴り込んだ。

終盤にかけてはナポリがカリアリの反撃を許さずに2-1で勝利。リーグ戦での連敗を止めている。

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