メジャーリーグ・サッカー(MLS)のニューヨーク・レッドブルズは16日、RBライプツィヒに所属するスウェーデン代表MFエミル・フォルスベリ(32)を完全移籍で獲得した。契約期間は2026年12月31日までで、1年間の延長オプションが付随している。
2015年1月に、スウェーデンのマルメFFからライプツィヒへ加入したフォルスベリ。チームの10番として8年半以上を過ごしたクラブで公式戦通算324試合出場71ゴール68アシストを記録しており、2度のDFBポカール制覇も経験している。
しかし、チームでの出場時間が徐々に減少すると、今シーズンは公式戦20試合に出場するも、ブンデスリーガでの先発は4試合にとどまることに。選手はこの扱いに満足しておらず、クラブを去るタイミングだと感じているようだ。
ニューヨーク・レッドブルズのフットボール・ディレクターを務めるヨッヘン・シュナイダー氏は、フォルスベリの獲得について以下のようにコメントしている。
｢エミルのような優秀な選手を我々のクラブに加えることができ、非常に興奮している。彼が持っているヨーロッパでの経験は、我々の選手にとって大きなプラスになるだろう。レッドブルグループからのサポートに感謝している｣
｢今回の移籍はレッドブルの哲学である強度の高い攻撃的なサッカーと、複数クラブによる共同運営というシステムの強みを示すものであり、私たちのクラブにとって有益なものだ｣
｢エミルは、特に若い選手の育成に役立つスキルを持った素晴らしい才能の持ち主であり、2024年に彼がレッドブル・アレーナのピッチに立つ姿を見るのが待ち遠しい｣
