16歳Riko(津波古梨心)国際大会3度目の制覇 ブレイキン ワールドシリーズ香港

ブレイキンの国際大会、ワールドシリーズで優勝し、表彰台に上る津波古梨心(中央)=香港(日本ダンススポーツ連盟提供)

 2024年パリ五輪で初採用されるブレイキン(ブレイクダンス)の国際大会、ワールドシリーズが15、16日に香港で行われ、女子で読谷高校2年の津波古梨心(16)=嘉手納町、ダンサー名・Riko=が優勝した。

 津波古は国際大会で3度目の優勝。6月にカナダとスペインで行われた国際大会を連続で制している。

 現在、パリ五輪出場を懸けたランキングで日本選手3位。今回の優勝で来年の国際大会の出場権もつかみ、パリ五輪日本代表の2枠入りに向け、望みをつないだ。

■結果残せてホッとした

 津波古は「100%の踊りはできなかったが、JAPANチームのサポートのおかげで一戦一戦集中して、自分のベストを尽くすことができた。素直に優勝できてすごくうれしいし、香港に向けて死ぬ気で頑張ってきたので結果を残せてホッとしている。今回の反省点もたくさんあるので、最終選考大会に向けて切り替えて、準備していきたいなと思う」とコメントした。

(写図説明)ブレイキンの国際大会、ワールドシリーズで優勝し、表彰台に上る津波古梨心(中央)=香港(日本ダンススポーツ連盟提供)

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