金田一野球スポーツ少年団、東北V 未経験者も「助っ人」に

東北大会で頂点に立った金田一野球スポーツ少年団の子どもたち

 岩手県二戸市の金田一小の児童でつくる金田一野球スポーツ少年団は、仙台市で11月に開かれた小学3年生以下対象の第2回楽天イーグルス杯ミズノキッズベースボール東北大会で優勝した。夏休み後から打撃や守備を鍛えて栄冠に輝いた。メンバーは一層のレベルアップに向け、意欲を高めている。

 大会には東北6県の12チームが出場。3ブロックに分かれてリーグ戦を行い、各2試合を戦った。試合は無死満塁の状態で2イニングが行われ、毎回、1~9番打者が打席に立ち、ティースタンドに置かれたボールを打つ特別ルールだ。

 3年以下のメンバーは6人だったため、野球未経験の同校の児童4人が「助っ人」に加わった。夏休み明けに実戦を想定した練習を開始。打撃や守備の練習を重ね、それぞれが力を発揮して県大会(9月、花巻市)は連勝で突破した。

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