24戦12敗で解任論も「心配なんてしていない」 テン・ハグがきっぱり

[写真:Getty Images]

マンチェスター・ユナイテッドが17日のプレミアリーグ第17節でリバプールとの敵地戦に臨む。

ケガ人の多さもあるが、ここまで公式戦24試合で12敗(11勝1分け)と一貫性を欠いた戦いが続くユナイテッド。先のチャンピオンズリーグ(CL)でヨーロッパリーグ(EL)に回ることも許されずのグループ最下位に終わり、失意のどん底に沈む。

現職を危ぶむ声も強まるなか、プレミア首位に立つリバプールとの一戦を迎えるエリク・テン・ハグ監督だが、イギリス『BBC』によると、進退を問われる状況に「心配なんてしていない。とにかく勝ちたい」ときっぱり。巻き返しを期した。

「私はこのチームで勝って、正しい方向に進めたい。プロジェクトを推し進めているところ。昨季は完全に正しい方向に進んでいたんだ。今のプロジェクトでは思ったような基準に達していない。それが事実だが、それでもプロジェクトに取り組んでいる」

「挫折があるが、マンチェスター・ユナイテッドの未来はとてもいい。チームにどれだけ良い選手がいるのかわかるだろう。世界トップレベルでプレーする可能性を秘める優秀な若手選手がどれだけいることか。だが、それを成長させないといけない」

「ケガ人が戻ってきたら、このチームはもっと良いパフォーマンスを発揮できると確信している」

上層部からのサポートについても「それを感じるし、言ってもくれる。それで問題ない。私はチームを良くしたり、個々を伸ばすプロセスに重きを置いている。今は一貫性がなく、より高いレベルで長くプレーできるチーム作りに取り組む必要がある」と話した。

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