「夜光パン」でクリスマスツリー ミニは販売、25日ごろまで 喫茶たんぽぽ(上越市大貫1)

星形の夜光パンを重ねて立体的に表現。ミニツリー(左、500円)と月替わりの夜光パン(右、2個入り100円)は店内で販売中

NPO法人ささえ愛みんなの家が運営する喫茶たんぽぽ(上越市大貫1)は、上越の伝統菓子「夜光パン」のクリスマスツリーを展示販売している。

同法人の障害者就労部門「はなの家」は2019年に閉店した老舗菓子店、滝本菓子店(同市南本町3)から菓子の製法を受け継ぎ製造。喫茶たんぽぽで販売している。第1弾の「チャーム」に続いて夜光パンを教わり、昨年から製造。月ごとにユニークな形の夜光パンを作っており、12月はクリスマスツリーや星、トナカイなどをモチーフにしている。

特製の夜光パンツリーは大きさの異なる星形の夜光パンを重ね、立体的に表現、頂上には星をあしらった。抹茶を混ぜ込んだ生地や、砂糖による雪で色も再現している。全高約20センチのツリーは展示のみだが、3段重ねのミニツリーは500円(税込み)で販売している。

同法人の職員は「楽しみながら作ることを大切にしている。お客さまに喜んでもらい、買ってもらえればなおうれしい」と話している。

夜光パンツリーの販売は25日ごろまでを予定。喫茶たんぽぽの営業時間は午前10時から午後3時まで。日曜定休。問い合わせはささえ愛みんなの家(電025・523・1505)へ。

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