清水で通算14年、竹内涼が岡山に完全移籍加入 「熱いオファーをいただいたこと、本当に感謝」

[写真:©︎J.LEAGUE]

ファジアーノ岡山は17日、清水エスパルスからMF竹内涼(32)の完全移籍加入を発表した。

浜松開誠館高校出身の竹内は2009年に清水でプロ入り。2012年にギラヴァンツ北九州でプレーした年を除き、すべてを清水に過ごす古参だが、今季のJ2リーグでは3試合の出場にとどまった。

かつて主将も務め、清水で14年を過ごした竹内だが、来季から岡山に活躍の場を移す運びに。清水の公式サイトでは「今シーズンをもって清水を離れることになりました」と別れの挨拶をした。

「このクラブ、この街に来て、家族みたいな存在と言える皆さんに出会えて本当に良かったです。この先もエスパルスで育った選手、静岡清水で育った選手として、サッカー選手としても一人の人間としても恥ずかしくないように過ごしていきたいと思います」

「この先エスパルスで育つ選手にもそうであって欲しいと思います。皆さんに感謝を伝えたいです。選手、スタッフ、フロント、いつも昼食を作ってくれる方々、洗濯をしてくれる方々、グランドを最高の状態にしてくれている方々、アイスタで試合が行われる際に運営に携わっている方々、本当に色んな方のおかげでエスパルスが成り立っているし、エスパルスがエスパルスでいられると思っています」

「そういう支えがなければ僕もここまでやってこられなかったと思うので、感謝してもしきれません。いつか少しでも恩返しできるように、またエスパルスに必要だと思ってもらえるような人間に成長していければいいなと思っています。長い間でしたけど、皆さんと喜びや悲しみをわかちあえて本当に良かったです。また会いましょう。ありがとうございました」

一方の岡山では「ファジアーノ岡山のファン・サポーターの皆さま、初めまして、竹内涼です。まず、熱いオファーをいただいたこと、本当に感謝します。ファジアーノ岡山に関わる全ての方のためにプレーするとともに、これまでクラブを作りあげ戦ってきた方達の想いも繋いでいけるよう頑張ります。全員で昇格しましょう。よろしくお願いします」とコメントしている。

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