小松―上海線が運航再開 3年9カ月ぶり、週2往復

中国東方航空の小松―上海線が再開し、小松空港で開かれた記念式典=17日午後、石川県小松市

 新型コロナウイルスの影響で運休していた中国東方航空の小松―上海線が17日、約3年9カ月ぶりに再開した。石川県小松市の小松空港で記念式典が開かれ、宮橋勝栄市長は「来年は北陸新幹線が延伸し、小松空港の役割も大きくなる。小松市発展の礎にしていきたい」とあいさつした。

 県によると、運航は週2往復。コロナの感染拡大で2020年3月に運休となる前は、週6往復だった。

 金沢市の日本語学校に通うラス・ポットサティアさん(22)は、冬休みを利用し上海経由でカンボジアに帰省する。「より近くから飛行機に乗ることができて便利になった。1年ぶりに家族とゆっくり過ごしたい」と笑顔で話した。

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