盛岡八幡宮、新年へ向けすす払い 三が日参拝客23万人の見込み

ササ竹を使い、1年のほこりを払う神職

 盛岡市八幡町の盛岡八幡宮(藤原大修(ひろなお)宮司代務者)で13日、師走の恒例行事「すす払い」が始まった。

 白の浄衣(じょうえ)姿の神職2人が長さ約4メートルのササ竹で、拝殿のはりなどのほこりを丁寧に払った。1週間ほどかけて境内約30社の汚れを落とし、新年へ備える。

 盛岡八幡宮の正月三が日の参拝客は22、23万人を見込む。新型コロナウイルスの5類移行を受け、撤去していた手水やひしゃく、鈴の緒は通常通りに戻した。

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