佐敦の廟街でナイトマーケット開催

香港の多彩な夜のアクティビティーが続々と登場し、6カ月ぶりの「廟街夜市」(テンプルストリート・ナイトマーケット)が12月15日に始まった。同日の香港メディアによると、榕樹頭天后廟から佐敦道までの一帯では美食や懐かしい軽食の屋台のほか、複数のテーマに沿った撮影スポットが設置されている。香港政府観光局の程鼎一・総幹事は、ナイトマーケットを通じて廟街の雰囲気を「活性化」したいと考えており、人の流れが増える自信を示した。

廟街夜市は毎日午後2時から午後11時まで営業しており、廟街のアーチ道には多数のランタンが吊るされ、ナイトマーケットの雰囲気が満ちている。廟街夜市は佐敦街から南京街までの通りにあり、温かい食べ物の屋台20軒と軽食屋台が10軒あり、多国籍料理や懐かしい軽食を提供している。多くの観光客が訪れるため、売り上げは30%増加すると予想されている。

今回の「廟街夜市」は「廟街の食」と「廟街の芸術」という2つの大きなテーマを掲げている。テンプル・ストリート・アーチウェイには22 軒の専門食べ物屋台と10軒近くの懐かしいスナックの移動屋台が並び、詰め物揚げ、擬似フカヒレスープ、魚団子、シューマイなどの本格的な香港ジャンクフードを提供している。トルココーヒー、パキスタンスナック、ネパールスナックなどのエキゾチック料理もある。さらに廟街沿いの各所には、訪問者が記念撮影できるように古い香港と廟街の要素を取り入れた 11 個の光るチェックイン アート インスタレーション、ユニークな道路標識、投影装飾が設置されている。天后廟もナイトマーケットと協力し、土曜日の営業時間を午後5時から午後10時まで延長する。

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