宇都宮高が全国V 第18回全国高校生英語ディベート大会in栃木 栃木県一丸「他校の応援力に」

全国制覇を果たした宇都宮高の生徒=17日午後5時、宇都宮市竹下町

 栃木県初開催となった「第18回全国高校生英語ディベート大会in栃木」(全国高校英語ディベート連盟主催)最終日は17日、宇都宮市竹下町の作新学院大で決勝などが行われ、宇都宮高が4年ぶり3度目の頂点に立った。

 大会は16日から2日間の日程で行われ、64校が参加した。両日ともテーマは「日本政府は、代理出産を合法化すべきである。是か非か」。1チーム4人ずつが登壇し、流ちょうな英語で論戦を繰り広げた。

 宇都宮高は予選を4位で通過。準決勝で聖光学院高(神奈川)を4-1で撃破した。決勝は、予選で敗れた伊奈学園総合高(埼玉)に5-0で雪辱し、地元開催に花を添えた。

 宇都宮高2年で英語部長の佐々木舜(ささきしゅん)さん(17)は「予選で出た細かな課題を修正し、準決勝と決勝に臨めた。栃木県の他校の応援が力になり、運も良かった」と話した。

 同校は来年開催される国際大会の出場権を獲得した。

 他の県勢は宇都宮東高が5位、栃木女子高は51位だった。

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