横浜FM退団のマスカット監督が、中国王者の上海海港の監督就任! 来季のACLではライバルの可能性

今季限りで横浜FMを退団したマスカット監督[写真:©超ワールドサッカー]

中国スーパーリーグの上海海港は17日、横浜F・マリノスの監督を退任したケヴィン・マスカット氏(50)の監督就任を発表した。

現役時代はクリスタル・パレスやウォルバーハンプトン、レンジャーズなどでもプレーしたマスカット監督。引退後は指導者の道を歩み、2013年に自身もプレーしたメルボルン・ビクトリーで初めて監督に就任した。

MF本田圭佑も指導した中、2020年にはシント=トロイデンの監督に就任。2021年夏にアンジェ・ポステコグルー監督(現トッテナム監督)の後任として横浜FMの監督に就任した。

2021年は川崎フロンターレに優勝を譲るも、2022年はJ1で見事に優勝。今シーズンは連覇を目指した中、ケガ人が続出する苦しい台所事情と過密日程も影響し、ヴィッセル神戸に優勝を許し2位に終わっていた。

13日にはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)最終節の山東泰山戦をホームで行い、これがラストマッチに。チームは3点差での勝利が必要とされる中、見事に攻撃陣が期待に応え、ラウンド16進出を置き土産にチームを去っていた。

上海海港は、2023シーズンの中国スーパーリーグで見事に優勝。スペイン人指揮官のハビエル・ペレイラ氏がチームを率いていたがシーズン終了をもって退任。マスカット監督が来季指揮を執ることとなる。

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