マンチェスター・ユナイテッドのカメルーン代表GKアンドレ・オナナがチームや自身の現状について語った。イギリス『マンチェスター・イブニング・ニュース』が伝えた。
GKダビド・デ・ヘアに代わる新守護神として、今夏インテルからユナイテッドへ加わったオナナ。デ・ヘアにはない足元のうまさも含め、高いパフォーマンスを見せているが、敗戦に繋がる細かなミスやお粗末なシュートストップが目立つことから批判も浴びている。
ユナイテッドのチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ敗退の責任も少なくないオナナは、イギリス『スカイ・スポーツ』のインタビューに応じた中で自らのパフォーマンスに言及。インテルのCL準優勝に貢献した昨シーズンの状態へここから近づいていくはずだと自信を覗かせた。
「マンチェスター・ユナイテッドでのここまでのシーズンについて語らなければならないとしたら、言えるのは『ハッピーではない』ということだ。自分はもっとうまくできるとわかっているし、今まではそうしてきた。今よりもっとうまくやれると思っている」
「僕らは良い時期を過ごすことができていない。できるだけ早く状況が変わることを願っている」
「でも聞いてほしい。昨シーズンのチャンピオンズリーグにおける最高のゴールキーパーが、半年後に世界最悪のゴールキーパーになると思う? いいや、そんなことはない」
「全ては一時的なものだ。大丈夫だとわかっている。今日でないなら明日、明日でないなら明後日に良くなる」
自身と同様に批判を浴びているエリク・テン・ハグ監督についてもコメント。アヤックス時代にも共闘した恩師への好感を語った。
「僕らはアヤックスで成功した時期を過ごした。チャンピオンズリーグで準決勝に進出し、後方から(繋ぐ)素晴らしいサッカーをした」
「彼は良い監督だ。僕は彼の仕事ぶりや選手とのコミュニケーションの取り方が好きだ」