セルティック、前田大然が復帰も10年ぶりのリーグ戦連敗を喫する|スコティッシュ・プレミアシップ 第18節 結果まとめ

写真:セルティックは10年ぶりにリーグ戦連敗を喫した ©Getty Images

現地時間12月16日に、スコティッシュ・プレミアシップ第18節の試合が行われた。

首位セルティックはハーツをホームに迎えての一戦。UEFAチャンピオンズリーグの試合で足を負傷した岩田智輝がメンバー外となる一方、古橋亨梧がリーグ戦では3試合ぶりに先発出場。また、前田大然がケガから復帰しベンチ入りした。一方のハーツは小田裕太郎、田川亨介がベンチスタートとなった。試合は15分、CKからローレンス・シャンクランドがヘディングシュートをたたき込み、アウェーのハーツが先制。さらには30分、スティーヴン・キングスリーが左足での直接FKを沈めてハーツがリードを広げる。

2点を追う展開となったセルティックはそこから猛攻を仕掛けるが、相手GKやDF陣の好守に遭ってゴールを奪うことはできない。後半開始からは3枚替えで前田大然らを投入してさらなる攻勢に打って出たものの、最後までゴールネットを揺らすことはできず、実に10年ぶりとなるリーグ戦での連敗を喫した。ハーツの小田、田川には出場機会は訪れなかった。

ダンディーは後半アディショナルタイムにセットプレーのこぼれ球をジョー・ショーネッシが体で押し込み、これが決勝点となってロス・カウンティに勝利。リヴィングストン vs キルマーノック、セント・ミレン vs マザーウェルはいずれもスコアレスドローに終わっている。

なお、ハイバーニアン vs レンジャーズ、セント・ジョンストン vs アバディーンの2試合は、12月17日にリーグカップ戦決勝のレンジャーズ vs アバディーンの試合が予定されているため、1月24日に行われる予定となっている。

首位セルティックと2位レンジャーズの勝ち点差は「5」のままだが、レンジャーズは消化試合が2つ少なく、12月20日に予定されている第12節順延分セント・ジョンストン戦で勝利すれば2ポイント差に迫ることができる。

また、今週末に試合のないセント・ジョンストンとハイバーニアンは第21節の試合を前倒しで実施。57分に相手のパスミスを拾ったグラハム・キャリーがミドルシュートを沈め、セント・ジョンストンが1-0で勝利を収めている。
 

◉スコティッシュ・プレミアシップ 第18節 結果

セルティック 0-2 ハーツ
リヴィングストン 0-0 キルマーノック
ロス・カウンティ 0-1 ダンディー
セント・ミレン 0-0 マザーウェル
ハイバーニアン 1月24日 レンジャーズ
セント・ジョンストン 1月24日 アバディーン

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