川崎市、浮世絵を活用し芸術振興 巡回展示や体験イベントでPR

歌川広重の名作「東海道五十三次之内(保泳堂版)」(川崎・砂子の里資料館提供)

 川崎市は、海外でも高い評価を受ける浮世絵を活用した文化芸術振興に向けて取り組みを強化する。引き続き川崎浮世絵ギャラリー(同市川崎区)で作品を展示し、新たに市内での巡回展示を始めるほか、体験イベントの開催や国内外に向けたPRにも注力する。

 市は、こうした取り組みを盛り込んだ計画改定案を策定し、パブリックコメント(意見公募)を25日まで実施している。計画改定案は市役所や各区役所などで閲覧できる。問い合わせは、市市民文化振興室電話044(200)2122。

© 株式会社神奈川新聞社