変えることで球の回転が変わるスタンスの向きの違いとは!?【スピンを操るThe Approach Palette/伊澤秀憲】

【パレット要素2】スタンスの向き

アドレスでの体の向きも変えてもいい要素の1つ

【2-0】スクエアスタンス

足のラインの向きを目標に向け、飛球線と平行に立つのがスクエア。通常は、両カカトを結ぶラインが基準。

目標方向に対しての足の向きを変える

足の向きも変えていい要素です。両カカトのラインを、飛球線と平行にするのがスクエアで、このラインを目標の右に向ければクローズ。逆に、目標の左に向けるのは、オープンスタンスです。足の向きにかかわらず狙った方向に打ち出したり、球がどのような回転になるか確かめましょう。

【2-+】クローズスタンス

足のラインを目標の右に向けるのが、クローズスタンス。

【2–】オープンスタンス

左手人差し指の付け根の関節が見えている程度がウィークグリップの目安。だがさらに左手を下から握るパターンも試してほしい。

【CHECK!】ヘッドの動き方の違いを感じよう

スタンスの向きを変え、それぞれの向きでヘッドを走らせる打ち方、走らせない打ち方を試そう。相性の違いや体の回り方の違いを確かめておく。

出典:『スピンを操る The Approach Palette』著/伊澤秀憲

【著者情報】
●伊澤秀憲
二度の賞金王、伊澤利光を叔父にもち、インストラクターの祖父・利夫さんより2歳から英才教育を受けてきた。同年代の石川遼プロとは親交が深く、技術的なアドバイスを送るなど、その卓越した指導法でも注目を集める。特に”アプローチの神”とされるショートゲームについては多くのツアープロから支持を集めている。アンダーパー所属。

【書誌情報】
『スピンを操る The Approach Palette』
著者:伊澤秀憲

【購入者限定!伊澤秀憲アプローチドリルスイング動画付き】著者は世界で活躍し、国内ツアーで2度の賞金王にもなったプロゴルファー伊澤利光氏の甥。その伊澤プロを育てた氏の祖父・利夫さんから2歳よりゴルフの指導を受け、ゴルフ漬けとも言える日々を送る。ジュニア時代より各大会で好成績を残し、日本ゴルフ史上初めてマスターズを制した松山英樹プロや国内ツアー最年少記録を持つ石川遼プロなど同世代としのぎを削る。その中で氏のアプローチ技術は石川遼プロを始め多くのプロから神業と称され、現在ではゴルフ界で最も注目を集める若手プロの一人となっている。本書ではそんな氏の代名詞とも言えるアプローチに特化し、セオリーとされる打ち方やスタンス、グリップなどに対して、時に真逆の考えを取り入れた氏が導き出した新たなアプローチ概念を詰め込んだアプローチ指南書となる。実際、プロでもスコアを崩す要因の一つがアプローチと言われ、アプローチは奥が深いわりに、使用頻度や技術レベルが高いのが特徴である。だからこそ、本書ではそんなアプローチの深さ、面白さをより多くの方に知っていただき、アマチュアでも実際に活用できる考えや目安、テクニックを掲載し、アプローチをより身近に、より楽しめる一冊となっている。

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