アルミ缶を楽しく回収する方法について話し合う「アイデアソン」が16、17の両日、富山大五福キャンパスで開かれ、学部生や大学院生12人がそれぞれ提案した。
市民の環境意識を向上させる手だてを探ろうと、アルミリサイクルの研究に取り組む富山大先進アルミニウム国際研究センター、同大と共同研究を進めるNECが初めて開催。学生は4グループに分かれて制限時間内に意見を出し合い、その成果を発表して競った。
最優秀賞にはアルミ缶を回収するごとにポイントが付与され、AR(拡張現実)の中でオリジナルキャラクターと写真撮影が楽しめる仕組みを提案したチームが選ばれた。今後、NECと協力して実現を目指す。
参加した芸術文化学部1年の田中智之さんは「自分たちが中心となって、周りの人たちの環境意識を変えていきたい」と話した。