ランガー組が大会5勝目 ウッズ組5位/PNC選手権

息子のジェイソンさんと組んだベルンハルト・ランガー組が優勝を飾った(David Cannon/Getty Images)

◇米国男子(ツアー外競技)◇PNC選手権 最終日(17日)◇リッツカールトンGC(フロリダ州)◇7106yd(パー72)

20人の選手がそれぞれ家族とペアを組み、スクランブル方式のダブルス戦で争うツアー外の2日間競技が終了。66歳のベルンハルト・ランガー組が「59」をマークして通算25アンダーに伸ばし、4年ぶりとなる大会5勝目を飾った。息子・ジェイソンさんとのペアでは通算3勝目。

ランガーは主戦場とする米国シニアツアー(チャンピオンズツアー)で今季2勝。7月「全米シニアオープン」ではツアー最多記録を更新する通算46勝目を飾ると同時に、自身が保持する最年長優勝記録を65歳10カ月5日に伸ばした。

息子のチャーリーさんとペアを組み、最終日「61」で通算19アンダーの5位で終えたタイガー・ウッズも、ランガーの衰え知らずの強さに舌を巻く。ツアーでの活躍について「驚くべきことだ。彼は今でも毎日トレーニングに励み続けており、それが長くプレーできる秘訣でもある。彼が続けているさまざまなスタイルは、決意の強さと何ごともやり遂げることのできる人間性を示している」と称賛した。

タイガー・ウッズ組は5位。息子のチャーリーさんと回り、長女のサムさんがキャディを務めた(David Cannon/Getty Images)

通算23アンダーの2位にデビッド・デュバル組。通算22アンダーの3位に連覇がかかっていたビジェイ・シン(フィジー)組が続いた。

大会は1995年から始まり、メジャーと「ザ・プレーヤーズ選手権」の歴代優勝者が出場。2012年からPNC銀行がスポンサーに入り、20年に現在の大会名へと変更された。

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