広島在籍10年、現役17年の柴崎晃誠が39歳で現役引退…来季から育成部コーチに 「楽しいサッカー人生を送ることができました」

広島在籍10年、現役17年。[写真:©超ワールドサッカー]

サンフレッチェ広島は18日、元日本代表MF柴崎晃誠(39)の現役引退を発表した。

国見高校出身の柴﨑晃は国士舘大学に進み、2007年に東京ヴェルディでプロの世界に。そこから川崎フロンターレや、徳島ヴォルティスでのプレーを挟み、2014年から広島に移った。

広島では通算306試合で34得点40アシストの数字とともに、2015年のJ1優勝にも主力として貢献。昨季こそ公式戦43試合(1得点)でプレーしたが、今季は12試合で1得点だった。

今年8月にJ1通算300試合出場も成し遂げ、現役最後の一戦だったガンバ大阪相手のホーム最終戦では途中から出て、存在感を示した柴崎だが、17年目の現役生活に別れを決断した。

広島によると、来季もクラブに残り、育成部コーチに就任するという柴崎は「今シーズンで現役を引退することを決断しました」とスパイクを脱ぐ旨を報告し、これまでに感謝した。

「東京ヴェルディでプロのキャリアをスタートし、川崎フロンターレ、徳島ヴォルティス、サンフレッチェ広島と、素晴らしいクラブでプレーでき、楽しいサッカー人生を送ることができました」

「こんなに長く現役生活を送ることができたのも監督やコーチ、トレーナー、マネージャー、フロントスタッフの皆さん、共にプレーしてきたチームメート、家族のおかげです。一生懸命サポートしてくださり感謝しています」

「そしてファン・サポーターの皆さん、良いときも苦しいときも一緒に戦い、どんな状況でも応援してくださって、ありがとうござました。僕にとって皆さんからいただいた声援は一生忘れられないものとなりました」

「本当にありがとうございました。皆さんまたすぐお会いしましょう」

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