「とてもハッピーだ」難敵・ブライトンを下して首位浮上のアーセナル、アルテタ監督は昨季の惨敗を振り返る「信念を持っていなかった」

首位浮上となったアルテタ監督[写真:Getty Images]

アーセナルのミケル・アルテタ監督が、ブライトン&ホーヴ・アルビオン戦の勝利を喜んだ。クラブ公式サイトが伝えた。
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17日、プレミアリーグ第17節でアーセナルはホームにブライトンを迎えた。ブライトンの日本代表MF三笘薫は先発フル出場、アーセナルの日本代表DF冨安健洋は負傷のため欠場した。

試合は立ち上がりからホームのアーセナルが押し込んでいく展開に。ブライトンは反撃をしつつも、アーセナルのペースで試合は進んでいく。

それでもアーセナルの決定機をGKバルト・フェルブルッヘンや守備陣が体を張って防ぎ、嫌な展開に。前半をゴールレスで終えた中、53分にCKをヤン・ポール・ファン・ヘッケがニアサイドでクリア。しかし、流れたボールをガブリエウ・ジェズスがヘッドで押し込み、アーセナルが先制する。

その後はブライトンが反撃に出てくるも、シュートまで持ち込ませないアーセナルの守備陣。87分には、見事にスルーパスに抜け出したカイ・ハヴァーツがダメ押しゴールを決めて、2-0でアーセナルが勝利。リバプールが引き分けたため、首位に浮上した。

試合後、アルテタ監督はブライトンを称えながらも、勝利に喜びを示した。

「素晴らしいし、信じられない。チームと選手たちに大きな賛辞を送りたい。トップのチームを相手に素晴らしいパフォーマンスができたと思う」

「我々はこの試合に勝つのに十分値すると思う。それがどれほど難しいことなのか。そしてブライトンがチームとして何をしているのかを知っているので、彼らを称賛しなければならない。それを許さなかったのだから。とてもハッピーだ」

昨シーズンの終盤戦、優勝争い中のアーセナルはホームでブライトンに0-3と惨敗。この試合と同様に前半押し込みながらゴールを奪えず、後半3失点と崩壊した試合となっていた。

アルテタ監督はおよそ半年前のゲームからの成長を口にし、何としても勝利するという信念が勝る要因だったと語った。

「昨シーズンは前半はとても良かったと思う。1、2ゴールを決めるべきだったが、それができなかった」

「今日のハーフタイムでもそれが気になった。ただ、(昨シーズンは)最初の失点を許した時、チームは崩壊してしまった。それは我々が信念を持っていなかったからだ」

「今日、我々は最初から最後まで彼らを倒すという真の決意を示した。それにより、成し遂げることができた」

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