7月大雨被災地へ義援金 佐賀県警備業協会青年部会が寄付募る

県社会福祉協議会の白井誠副会長(右)に義援金を手渡す県警備業協会青年部会の中野知博部会長(同2人目)ら=佐賀市の県社会福祉会館

 佐賀県警備業協会青年部会はこのほど、7月の大雨災害の被災地支援のための義援金15万5千円を県社会福祉協議会に贈った。11月に佐賀市であった佐賀インターナショナルバルーンフェスタの会場で、同部会の会員が寄付を募った。

 佐賀市の県社会福祉会館で開かれた贈呈式で、中野知博部会長が「会場に来ている子どもたちの反応がよく、ありがたかった。災害復興の助けになれば」と義援金を手渡した。受け取った同協議会の白井誠副会長は「3人の尊い命が失われ、家屋の倒壊も多かった。困っている人もいまだに多いので、本当にありがたい。大事に使わせていただく」と感謝した。

 同部会は2020年に設立され、交通安全の啓発活動などを行っている。中野部会長は「災害の規模が年々大きくなっているので、会として協力できる体制づくりを考えていきたい」と話した。(山田宏一郎)

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