北大路欣也、大東駿介、萩原聖人、皆川猿時が「厨房のありす」に出演

北大路欣也大東駿介萩原聖人皆川猿時が、日本テレビで2024年1月21日にスタートの連続ドラマ「厨房のありす」(日曜午後10:30)に出演することが分かった。

門脇麦が主演を務める「厨房のありす」は、舞台演出家、映画監督でもある玉田真也氏が脚本を手掛けるオリジナル作品。生きづらさを抱える人々が織り成す、少し切なくて温かい“新時代のハートフル・ミステリー”だ。ハンディがあったり、マイノリティーだったりする登場人物たちの心温まるヒューマンドラマでありつつ、ある事件の謎を解き明かすミステリーの側面もある物語となる。「料理は化学です」が口癖の自閉スペクトラム症の料理人・八重森ありす役を門脇、ありすの料理店にアルバイトとして転がり込む謎の青年・酒江倖生役を永瀬廉King & Prince)、ありすの父親で有機化学を教えるゲイの大学教授・八重森心護役を大森南朋が務める。

北大路欣也が演じるのは、心護元同僚で創薬化学者・五條蒔子(木村多江)の父であり、日本屈指の大手製薬会社「五條製薬」のCEO・五條道隆。まもなく娘婿の誠士にCEOの座を譲り、会長に就任する。創業250年の「五條製薬」を守ることを、何よりも大切にしている。経営者としてはドライでクール。老舗の看板のためなら、どんなに恨みを買おうと手段は選ばない冷徹さを持っている。

北大路は「ありすが自身を取り巻く環境に順応していこうと必死で生きる姿にとても共感しました。いろんな壁を乗り越えていってもらいたいと個人的に応援する気持ちです。そして、視聴者の方々にも共感を覚えていただけるのではないかと期待しております。ぜひお楽しみください!」とメッセージを寄せる。

一方、大東が扮(ふん)するのは、ありすの親友・三ツ沢和紗(前田敦子)の夫・三ツ沢金之助。和紗の実家「三ツ沢工務店」の大工で、和紗と同じくヤンチャだった過去がある。ちょっとおバカだが子ぼんのうで真っすぐ、底抜けにいいヤツだ。思ったことがすぐ口に出たり、おだてられたり頼られると調子に乗りやすい単純さが長所でもあり、短所でもある。

大東は「日々忙しく生きていると、食べることが、ただおなかを満たすことになっているなぁと感じる時があります。そりゃ、おなかがすいたら食べるし、食べなきゃ死んじゃうから食べるんですが、『食事』ってただ食べる行為ではなくて、今の自分の体調や気分と向き合ったり、大切な人に作ったり作ってもらったりテーブルを囲んだり、思いを分かち合う時間のことなのかもなぁと『厨房のありす』の台本を読んで感じました。そんな日の夕食はいつもより、心も身体もおなかも満たされた気持ちになります。明日の食事がより豊かになるドラマになると思います」と、作品への思いと魅力について話している。

萩原が担うのは、蒔子の夫・五條誠士役。まもなく「五條製薬」のCEOに就任する。もともとは、妻・蒔子や心護と同僚の創薬化学者だったが、現在は婿として、道隆の下で経営側に専念している。穏やかで妻思いのスマートな実業家だ。

萩原は「新しい年の始まりに、この作品に参加させてもらえることに、感謝とともにとても興奮しております! 誠士がどのように物語に絡んでくるのかは、まだまだ未知数ですが、誠実にそして楽しく演じられたらと思っています。初めて出会う人たちや再会できる皆さん、そして見てくださる方々に愛してもらえるように頑張ります!」と意欲を燃やす。

そして、皆川は、和紗の父・三ツ沢定一郎役を担当。「三ツ沢工務店」社長で、一流の大工で職人らしい一本気だが、明るく牧歌的。誰にでも優しく、公平。幼い頃から、和紗に「ありすを守ってやれ」と教えるなど、25年間、八重森親子を一番近くで支えてきた。孫たちを溺愛し、お酒が大好き。最近は、腰痛に悩まされている。

皆川は、「おつかれさまです。皆川猿時、52歳、103kgです。私が演じる三ツ沢定一郎は、明るく牧歌的な飲んべぇで、最近は腰痛に悩まされているそうです。ええ。地で行けそうです」と笑いつつ、「あ、そうそう、おいしい料理がたくさん登場するのでしょうね。ええ。怒られない程度につまみ食いしたいと思います(笑)。よろしくお願いします」と、劇中に登場する料理への期待も語っている。

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