Osaka Metro、路線バスの乗降データをAIカメラで取得する第2回実証実施へ

大阪市高速電気軌道株式会社(以下、Osaka Metro)は11月29日、路線バスの乗車区間データ(以下、乗降データ)をAIカメラで取得する第2回実証実験を行うと発表した。

同社は、路線バスの乗車データをAIカメラで取得する実証を大阪市平野区内の路線バス6系統を対象として、2023年6月から7月に実施した。今回の実証の目的は、対象路線を拡大し、効率的・効果的な乗降データ取得方法の検証を行うことだ。

Osaka Metro、AIカメラによるバス乗降データ取得の実証開始へ

Osaka Metro Groupは、株式会社アプリズムと共同で、一部の路線バス車内にAIカメラを設置し、ユーザーが利用した「乗車区間データ(以下、乗降データ)」を取得する実証実験を3月下旬から実施する。3月6日付のプレスリリースで明かしている。路線バスの利用状況を把握するために、従来は調査...

また、同実証は、株式会社アプリズムと共同で実施する。2024年1月上旬~1月31日に、阿倍野区・生野区・住之江区・住吉区・大正区・中央区・天王寺区・浪速区・西区・西成区・東住吉区・平野区・港区内の路線バス18系統を対象として行うという。

なお、Osaka Metroは、これらの実証実験を通じて、今後における最適なサービスの提供に生かしていくことを目指すと述べている。

システム構成図

(出典:Osaka Metro Webサイトより)

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