痩せたいなら絶対にNG!知っておくべき飲んだらヤバいお酒とは?【痩せるお酒の飲み方】

ビールに含まれる糖質は太る原因に

焼酎も日本酒もワインも適量を守れば飲んでもいいお酒ですが、絶対に避けたほうがいいお酒もあります。その1つがアルコール度数が高いストロング系の缶チューハイです。ストロング缶チューハイはアルコール度数が9%以上と非常に高く、おまけに安価。果汁や糖類、炭酸、香料などが添加されているので口当たりがよく、ごくごく飲めてしまいます。

しかし、これがアルコールに換算すると相当な量になります。500ml缶を1缶飲んだだけで、ウイスキーのロックを4杯も飲んだことになるのです。さらに注意したいのは添加物。糖類はもちろんのこと、果汁にも注意が必要です。なぜかというと、果汁には「果糖」という糖質がたっぷり含まれているから。

その結果、アルコールと糖質のダブルで肝臓へ負担がかかり、飲み続ければ脂肪肝を誘発しかねません。もう1つ避けておいたほうがよいのが、原材料がわからないお酒。つまり、甲類の焼酎のように連続式蒸留機で大量生産された安酒です。

缶チューハイに使われるのもこの種のお酒ですが、アルコール度数が高いにもかかわらず無味無臭でついつい飲み過ぎてしまいます。このような安酒は純粋なアルコールであって、健康成分も一切含まれていません。したがって、飲めば飲むほど体に悪影響を与えます。

出典:『内臓脂肪の名医が教える痩せるお酒の飲み方』

【書誌情報】
『内臓脂肪の名医が教える痩せるお酒の飲み方』
著:栗原 毅

ダイエット中は痩せるために禁酒すべき、とよく言われますが、一生太らないための“長く継続できる健康管理法”という点では、禁酒を前提にしたダイエットはお酒好きにはハードルが高くなってしまい、結局挫折してしまうということも。 そんな痩せたいけどお酒も楽しみたい!という人に向けて、40年以上脂肪肝などの内臓脂肪を研究してきた肝臓専門医の著者が考案した最強の『自動痩せ飲酒プログラム』を紹介します。そもそも人間が太ってしまう原因は“脂肪肝”にあります。脂肪肝とは脂肪が肝臓についてフォアグラ状態になってしまっていることで、その状態になると痩せるための代謝機能は半減し、生活習慣病などのリスクも上がります。 本書ではそんな脂肪肝をお酒を飲みながらでも改善し、痩せていく体を手に入れるための飲み方を解説します。 プログラムの内容は、いつもと飲む量は変わらないのに自然と酒量が減る『満腹ハイボール』を作ったり、割りものを変えるだけで脂肪燃焼できる○○ハイを作る、プロのバーテンダーが教えるスパイスを使った痩せるお酒の作り方、 飲む前に食べるだけで血糖値の急上昇を抑えて太りにくくなるおつまみを食べる、などなど誰でも簡単にできるものばかり。 さらに飲んだ後に絶対やるべき痩せるための最大のアフターケア『歯磨き&舌磨き』の方法まで解説。 好きなお酒を楽しみながら、でもしっかりと痩せていくための方法を図解、イラストでわかりやすく解説する一冊です。

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