立川志らくが「Eye Love You」で二階堂ふみの父親に。杉本哲太、清水尋也も出演

立川志らく杉本哲太清水尋也が、TBS系で2024年1月スタートする連続ドラマ「Eye Love You」(火曜午後10:00、開始日未定)に出演することが分かった。

二階堂ふみが主演を務める「Eye Love You」は、目が合うと相手の心の声が聞こえてしまう“テレパス”の能力を持つ本宮侑里(二階堂)が、超ピュアな年下の韓国人留学生のユン・テオ(チェ・ジョンヒョプ)と出会い、新たな恋に踏み出していく、オリジナル脚本によるファンタジック・ラブストーリー。侑里を支えるビジネスパートナー・花岡彰人役で中川大志、優秀なショコラティエ・池本真尋役で山下美月も出演する。

志らくが演じるのは、侑里が幼い頃に妻を亡くして以来、男手一つで侑里を育て上げた優しくて愛情深い父・本宮誠。侑里がテレパスになるに至ったある事故に関わっており、長年入院生活を送っているが、日々の出来事やくだらない話で笑い合いながら、父親として変わらぬ愛情で侑里を支えていく。連ドラへのレギュラーキャストとしての出演は初めてとなる志らくが、娘と“心”で会話する父親という繊細な役柄をどのように演じるのか、期待が高まる。

役者としても活動したいと考えていた矢先のオファーだったという志らくは、「落語家、コメンテーターのイメージから、今度は役者へ転身。役柄は二階堂さんのお父さんで娘を男手一つで育てていたのに、ある事故に巻き込まれてしまい長期入院を余儀なくされるという、たぶん視聴者の皆さんは私の姿を見て驚がくするはず。『あの志らく師匠が! なんてこった!』」と、驚きのある役柄になっていると予告。

そして、「この大役を落語家として培ってきた抑えた感情を芝居に入れ込んで、なんとかドラマ成功の手助けになればと考えております。ワイドショーでは私の発言がよく炎上しますが、今回は役者としていい意味で炎上させますね(笑)」と存在感を示したいと意気込んでいる。

また、杉本と清水は、テオが通う大学院の個性豊かな研究室メンバーとして出演。

杉本が務めるのは、テオとテオの先輩研究員・小野田の研究室を取り仕切る教授・飯山利一。絶滅危惧動物研究の権威である飯山は、日常の出来事をなんでも動物の特性に当てはめて会話を進める、癖が強い“動物オタク”だ。日本と韓国の大学を行き来していた准教授時代に幼少期のテオと出会い、やがて自身の研究室に招き入れた経緯を持つ。そんな飯山は、侑里がテレパスになるに至った“ある出来事”と関わりがあるようだ。テオを息子のように思い、心から幸せを願う飯山が、侑里に恋するテオを前に一体どんな行動を取るのか。飯山の動向にも注目。

さらに、清水が扮(ふん)するのは、テオの先輩研究員・小野田学。テオと同じく絶滅危惧動物の研究に勤しむ生真面目な男で、侑里への恋に突っ走るテオの数少ない相談相手で、頼れる兄のような存在だ。しかし研究に没頭し過ぎるあまり、ほかのことには無頓着になりがちな小野田は、こと恋愛においてもデートより研究を優先してフラれてしまうような“恋愛下手”タイプ。しかし、そんな小野田に突如、運命を揺るがすある出会いが訪れる。

杉本は「今まであまり演じたことのないタイプの役なので、お話をいただいた時はとても新鮮な気持ちで役を受けさせていただいたのと同時に、若干の緊張を覚えました。大学院の教授で、絶滅危惧動物研究の権威。いつも遠い目をしながら、生物の神秘について思いをはせているロマンチスト。そして誰に対しても敬語を使い物腰も柔らかい…。おそらく自分自身とは真逆のイメージでもあるので、繊細に演じられればと思っています。また、割と役の人物が興奮しやすい面も持ち合わせているので、そこは若干体温を上げて現場に臨みたいと思います」と、役柄と役づくりについて触れる。

加えて「二階堂さん、チェさん共に初共演なのでとても緊張していますが、私の演じる役が物語にどう絡んでいくのかも楽しみにしております。とにかく今まであまり演じたことのないこのキャラクターに少しでも近づけるよう奮闘しております! 二階堂さんとチェさんのお二人が紡いでいくであろう物語をぜひお楽しみに!」とアピールしている。

清水は「オファーをいただいた際は、役をいただけることへの純粋な喜びとともに、お茶の間の皆さまがすてきな3カ月間をこの作品と過ごせるよう、精いっぱいお芝居させていただこうという思いでした」と心境を明かし、「小野田は研究員という役柄ですが、研究に対する熱意やそれ以外には無頓着になってしまうような、いちずなエネルギーを持ったところなど、人間味あふれる部分も併せて注目いただきたいです」と、役柄のポイントを紹介している。

© 株式会社東京ニュース通信社