認定こども園の園児送迎バスが車4台と衝突 前歯を折るなど園児5人けが バス運転手重傷 あわせて10人けが 中央分離帯乗り越え衝突か 広島・東広島市

広島県東広島市の市道で、園児を乗せた送迎バスと車4台が衝突する事故がありました。

事故があったのは、東広島市鏡山北の市道です。警察によりますと、午後2時半ごろ、目撃者から「送迎バスが複数の車と衝突している」と通報がありました。

広島大学方面に向かっていたバスが、何らかの原因で中央分離帯を乗り越え、対向車線を走っていた車4台と衝突。その後、中央分離帯に乗り上げて止まったとみられます。

送迎バスには3歳から6歳の園児5人と先生1人、バスの運転手1人のあわせて7人が乗っていましたが、園児5人が全身を強く打つなど軽いけがをしています。口を切って前歯を折った園児もいるということです。

また、バスの運転手が運転席ではさまれて救助されましたが、胸を強く打つなどして重傷見込みだということです。

今回の事故では、園児の送迎バスと乗用車2台、軽自動車2台の5台が関係したとみられ、合わせて12人が搬送されました。このうち10人がけがをしているということです。

警察で詳しい事故の原因を調べています。

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