れいわ新選組・高井たかし幹事長登場!山本太郎代表ってどんな人?メンバーをまとめるのは大変?選挙ドットコムちゃんねるまとめ

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2023年12月13日に公開された動画ではゲストにれいわ新選組幹事長の高井たかし氏をお招きし、幹事長の役割や、自民党の裏金疑惑について語っていただきました。

山本氏の独裁と言われるれいわの真の姿とは?

【このトピックのポイント】
・山本太郎代表が質問にかける準備と情熱は日本一
・れいわの政策審議会は激論になることが多く予定時間オーバーは当たり前
・裏金は良くないが政治にお金が必要なのは事実。透明化された運用が必要

高井氏のプロフィールは以下の通りです。

中学生の頃に「官僚たちの夏」を読んだことをきっかけに官僚を目指した高井氏。しかし、郵政省入省後に政治との癒着や腐敗を目の当たりにし、政治の道に進むことを決意したとのことです。

山本太郎氏との出会いはマレーシア視察に山本氏を誘ったことがきっかけ。その後、不祥事で立憲民主党を除籍された際に山本氏に声をかけられ、れいわ新選組に入党しました。

今回は以下の質問からいくつかピックアップして高井氏に回答していただきました。

れいわメンバーをまとめるって大変ですか?

代表の山本氏をはじめ、個性的なれいわのメンバーについて高井氏は「いずれも曲者ぞろい」とコメントします。

一方で山本氏の人柄について「表裏がない」と評価。国会で与えられた少ない質問時間にかける準備と情熱は日本一だと絶賛しました。

高井氏「ほとんどの政治家は表裏があってね、表でニコニコしてるけど裏で部下を怒鳴り散らしたりね」

MC鈴木邦和「高井さんがおっしゃると説得力ありますね」

れいわのメンバーで議論するときは高井氏がまとめ役になることが多いそうです。外からは山本氏の独裁と言われることもあるれいわですが、高井氏は「議論をちゃんとやって、みんなが納得する形でまとめている」とコメントしました。

他党の幹事長との違いについて問われると、高井氏は1人で何役もこなす何でも屋であることに言及。さらに「激論をまとめる仕事は多分他の党よりはやってるのかな」とコメントしました。

議論の多いれいわのなかで、特に特徴的なものは政策審議会です。議員はもちろん、秘書やスタッフも全員参加するというのはあまり聞いたことがありません。

政策審議会では所属していない委員会も全国会議員に割り振り、担当の委員会にかかる法案はその国会議員が責任をもって下調べと賛否の提案をし、全員が納得するまで議論するとのこと。

1回の会議は2時間の予定で組まれているものの3、4時間に及ぶこともあると高井氏は語りました。

MC鈴木「熱を感じますね!」

時事ネタに一言!

裏金疑惑が安倍派5人衆を直撃

自民党安倍派の政治資金パーティーをめぐる裏金疑惑について、高井氏は「多分(キックバックを)受けている人たちはそこまで罪の意識をもってないのでは」とコメント。

政治資金パーティーの収入からキックバックを受けること自体は他党でも見られるものの、それを収支報告書に記載しないことはやはり大きな問題と言えそうです。

MC鈴木「ちなみにれいわさんはどうなんですか?」

高井氏「れいわはパーティーやってないので……」

政治資金パーティーの仕組みの是非について問うと、高井氏は個人的な意見と前置きした上で「お金はやっぱり必要なんです」とコメント。

実際、れいわでは供託金のハードルの高さゆえに候補者を絞らざるをえない状況があるそうです。また、政治活動や選挙活動にも多額の資金が必要なのも事実。

れいわは現在、個人の寄付でまかなっているとのことですが、「資産のある個人や企業の申し出があればありがたくいただくべき」との見方を示しました。

一方で、企業や団体による政治献金は利権につながるリスクもあります。そのため、高井氏は利権や癒着を一切しないと宣言し、それに賛同した上での献金であれば受け取っても問題ないのでは、と説明しました。

ここでMC鈴木は政策がゆがめられない献金の仕組みとして、アメリカの方式に言及。アメリカではロビー活動によって多額の政治献金がなされているものの、お金の動きは可視化されています。

高井氏も「個人的にはアメリカ型を目指したい」とコメント。政治にお金は必要としたうえでそれを腐敗させないためには透明化が必要だと語りました。

MC鈴木「献金を全部禁止してしまうと今度は選挙に出たい人も出られなくなってしまう」「有権者にとっても良くない」

高井氏「生活の保障があるなら(政治を)やりたいみたいな人は多いので、そういった人を政治家にできるように一定のお金は必要だと思います」

TikTok5.7億回再生「ひき肉です」がミーム化 流行語大賞にもノミネート

中学生6人組YouTuber「ちょんまげ小僧」のメンバーのあいさつ「ひき肉です」がブームとなっています。

TikTokにかなり力を入れているれいわですが、幹事長である高井氏は初耳とのこと。「広報の担当に任せてて、私自身はITを総務省時代からずっとやってるんですけどあんまり……」と苦笑しました。

しかしながら、選挙におけるSNSの重要性は実感している高井氏。岡山の市議会議員選挙でSNSでの活動で上位当選を果たした議員の例を挙げつつ「チラシ配って、街頭宣伝でわあわあやる時代ではない」とコメントしました。

動画本編はこちら!

れいわの幹事長って大変!?他党との違いはあるの?

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