俳優の風間俊介が、年内で所属する「ＳＭＩＬＥ－ＵＰ．（旧ジャニーズ事務所）」を退社することを１６日、同社が公式ＨＰで報告した。
公式ＨＰでは、ファンや関係者に向け風間の退所を報告。今後については、《事務所には所属せず、フリーランスの俳優、タレントとしての活動を続けて参ります》と明かした。
ＨＰに風間のコメントは未掲載。その胸中を代弁する形で、《風間は、この度の問題で多くの事を考え、自分の心と向き合った時、自分の中に、新たな場所に身を置き挑戦してみたいという思いがある事に気が付き決断しました》と説明。
所属事務所の創業者である故ジャニー喜多川氏の性加害問題が退社に少なからず影響していることをうかがわせた。
すでに同事務所からは、１０月以降、俳優の二宮和也、岡田准一、生田斗真が退社。そして、浜中文一が今年いっぱいをもって、屋良朝幸は来年１月３１日をもって退社することを発表している。
「二宮、岡田、生田はドラマ・映画の主演クラスで活躍しているが、風間は脇役ですっかりその地位を確立している。なので、もはや事務所のバックアップがなくても仕事に困ることはないはずなので、退社＆独立を決断できたのだろう」（芸能記者）
このところ、昨年１０月期のフジテレビ系の話題になったドラマ「ｓｉｌｅｎｔ」、１７日に最終回を迎えたテレビ朝日系のドラマ「たとえあなたを忘れても」など、今年は年４クールのうち３クールの連ドラに主演・出演を果たした風間。
しかし、最も話題になった作品は上野樹里演じる主人公の夫役で出演したドラマシリーズ「監察医 朝顔」だった。
「フジとしてはドラマの続編と劇場版の制作を目指しているようだが、上野も風間も大手事務所から独立。しかし、もはや、大手の所属タレントを重宝するのではなく、作品重視の風潮。とりあえず、ドラマの続編の制作が先になりそうだ」（テレビ誌記者）
同シリーズのファンは続編を期待しておいてよさそうだ。
