倉敷少年少女合唱団 最優秀を報告 全国大会で快挙、岡山県知事に

伊原木知事(右)に受賞を報告する(左から)難波団長、高槻さん、井上さん、藤井さんら

 11月に新潟市で開かれた「第76回全日本合唱コンクール全国大会」(全日本合唱連盟など主催)の大学職場一般部門・室内合唱の部で、最優秀の文部科学大臣賞に初めて輝いた倉敷少年少女合唱団が18日、岡山県庁を訪れ、伊原木隆太知事に快挙を報告した。

 同合唱団は中国支部代表として中高生ら24人のメンバーで出場。12声部に分かれる難曲「詩篇104」を歌い上げるなどし、金賞を受賞した4組のうち最高評価となる文科大臣賞に選ばれた。

 県庁には難波奏人団長(31)をはじめ、総社南高2年高槻ひなたさん(17)古城池高2年井上莉菜さん(17)城東高1年藤井歩さん(15)らが訪問。難波団長は「新型コロナウイルス禍で合唱が続けられるか不安な時期もあったが、全力を出し切れた」と話し、伊原木知事は「苦労もあった中での受賞は素晴らしい」とたたえた。

 同合唱団は1972年発足で、約140人が在籍。2019、22年の全国大会でも金賞を受賞している。

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