【兵庫】丹波三宝のひとつ、丹波大納言小豆を使った旬食材のお菓子作りを体験しよう!

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丹波三宝とは

丹波市の特産品の中で「丹波栗」「丹波黒大豆」「丹波大納言小豆」の三つの農産物は丹波市が全国に誇る宝物と言われる特産品であり“丹波三宝と名付けられました。

1. 丹波の食文化が楽しめる「ゆめの樹」

「ゆめの樹」は丹波の旬の特産品(栗、黒豆、大納言小豆、春日庄米)を活用した食事、お土産購入やお菓子作りが体験できる施設です。兵庫県丹波市春日町に地域資源活用拠点施設として2016年に開設し、栽培技術はもちろん、地域で育まれた食材を使った加工品の製造販売をしています。

丹波の旬を味わえる特産品(栗、黒豆、大納言小豆、春日庄米)

▲「丹波ちらし寿司」や「丹波栗いなりと黒豆細麺」

▲「丹波手作り栗最中」や「丹波栗モンブラン」

丹波の特産物をふんだんに使った「丹波ちらし寿司」や「丹波栗いなりと黒豆細麺」等の定食メニューに合わせて「コーヒー・紅茶付き丹波スイーツ」等のデザートも選べます。

丹波の味を楽しめるお土産

▲「丹波大納言みそ」と「丹波黒豆もろみ」

おすすめは、「五つ星ひょうご認定商品」に選ばれた、おかず味噌です。自家製の醤油糀を使って開発された「丹波大納言みそ」や丹波黒大豆の煮豆、龍野の菜もろみ等で作られた「丹波黒豆もろみ」です。

基本情報(そだつ・そだてる ゆめの樹)

TEL: 0795-74-3030

営業時間:10:00~17:00(食堂でのお食事は11:00~14:30)

受付時間: 9:00 - 18:00 [ 土・日・祝日除く ](不在時にはご容赦ください)

定休日:毎週木曜日(団体予約の場合は定休日でも営業します)

【公式】そだつ・そだてる ゆめの樹

2.「ブルーベリー入り丹波大納言水ようかん」づくりを体験

施設内では、地域の食材を使ったお菓子作りも体験できます。今回は「ブルーベリー入り丹波大納言水ようかん」「三色のおはぎ」の2種類のスイーツづくりの体験を紹介します。

まず、「ブルーベリー入り丹波大納言水ようかん」づくりを体験します。講師として「夢の里やながわ本店」のパティシエをお迎えします。

▲丹波のブルーベリーは大粒で俵型・表皮が薄く煮崩れしにくく、光沢が美しく色むらがありません

▲テーブルには、ブルーベリーが入ったお鍋、砂糖、レモン汁が用意されています

さっそく、つくり方を教えてくださるパティシエに素材のおいしさについて秘訣をお聞きしました。

「丹波のブルーベリーはみずみずしく酸味も少なく、ほどよい甘さで驚くほど味が濃厚なんです。これはこの地域の寒暖差の影響なんです。日中、植物は光合成をして栄養をたくさん蓄えます。しかし、植物は呼吸するのにその蓄えた糖を消費してしまいます。呼吸に使う糖の消費量は気温に比例し、高ければ多く、低ければ少なくなります。この地域では寒暖差が10度前後もあるので、夜になると気温が下がり呼吸数も減り溜め込んだ糖の消費を抑えることで、より糖を蓄積することができます。これが植物の濃厚な味の秘訣なんです」。

基本情報(夢の里やながわ本店)

TEL:0795-74-0123

営業時間:10:00 ~ 18:00(土日祝は17:30閉店)

カフェ営業時間:10:00~18:00(LO平日17:00、土日祝16:30)

定休日:元旦・毎週木曜日(祝日は営業)

【公式】夢の里やながわ本店

ブルーベリージャムのつくり方

丹波市は兵庫県内で最大級のブルーベリー産地です。多くの生産者さんが特産化を目指して観光農園や加工品販売などに取り組まれています。 ちなみに市販ジャムは保存食のため、砂糖の量も多く、しっかり煮詰めているのですが、今回はフルーツジャムとして香り、味わいが一番美味しく感じられる20パーセントの糖度で作ります。

大きいブルーベリーをお鍋に入れて砂糖、レモン果汁を入れて混ぜます。中火にかけて果汁を出すためヘラで潰しながら混ぜていきます。

自然な甘みでブルーベリーそのものの味が引き立っています。パンやヨーグルトにも相性が良さそうです。

水ようかんのつくり方

中火にし、寒天と砂糖、丹波大納言小豆のこしあんをだまにならないように混ぜていきます。一気に小豆の香りが部屋中に広がります。しっかり混ざったらカップに入れてしばらく冷やします。

パティシエの方に見本を見せてもらいながら、できあがった水ようかんに生クリーム、ブルーベリーとミントの葉を飾りつけしていきます。 ここは腕の見せ所なので慎重に盛り付けていきます。

▲色鮮やかに完成したところで、試食タイム。

丹波大納言水ようかん(ブルーベリー入り)は、生クリームとブルーベリー、水ようかん、ブルーベリージャムの3層になっていて、同時に食べると程よい甘みの後にくるブルーベリーの酸味がたまらなくマッチしています。

3. 丹波大納言小豆を使った「三色のおはぎ」づくりを体験

「三色のおはぎ」づくりは、この地域の方が講師になり教えてくれます。

まず、餅米を好みの硬さににぎります。握り方は好みによるのですが、ぎゅっとにぎるとお餅のような食感になり、やわらかく握ると餅米の食感をより感じられるようになるそうです。せっかくなので、どちらの握り方もチャレンジしてみました。

▲丹波大納言小豆でつくった粒あん、丹波栗のあんこ、黒豆きなこの3種類

あんこは丸めて手のひらで平に伸ばし、回しながら餅米を包んでいきます。怖がらないように、思い切って包むほうが失敗しないそうです。

この地域の方が教えてくれるので、地元のいろいろなお話を伺いながらどんどん作っていきます。

黒豆きなこは、餅米に豪快にかけていきます。

おはぎができたところでお皿に盛り付けします。丹波産の食材をふんだんに使った、なんとも贅沢なおはぎたち。緑のもみじの葉がとてもアクセントになります。

どのおはぎもそれぞれの素材の味が濃く、その質の高さが感じられます。鼻に抜けていく香りもほどよく、一瞬にして丹波産食材の虜になってしまいます。季節によっては、違う食材やメニューでグルメ体験ができます。

【公式】兵庫県観光サイトHYOGO!ナビ

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