【動画】スーダン:「援助が足りている人はいない」──紛争により悪化する人道状況、苦境に立たされる人びと

「避難民の急増でキャンプの環境は命に関わる水準まで悪化しています」 そう報告するのは、スーダンで国境なき医師団(MSF)の緊急対応コーディネーターを務めるフラウケ・オシグだ。 スーダン軍(SAF)と準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」の間で4月に紛争が始まってからおよそ8カ月が経過。安全な場所を求めて移動する人が後を絶たず、多くが飲み水や適切な衛生設備へアクセスすることが難しい状況だ。また、過密状態の難民キャンプや不衛生な環境がコレラ流行の要因となり、人びとはますます苦境に立たされている。 MSFは避難を強いられた人びとの膨大なニーズを満たすため、緊急援助活動を続けている。

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