園児5人含む10人けが 園児送迎バス 対向車線の車4台と次々と衝突 重傷のバス運転主側「強い衝撃のあと」 事故現場から記者報告 広島

広島・東広島市の市道で、園児を乗せた送迎バスと車4台が衝突する事故があり、園児を含めたあわせて10人がけがをしているということです。現場から 家森亮 記者が報告します。

家森亮 記者
「東広島市鏡山北の市道です。園児を乗せたバスが事故をした現場になっています。この送迎バスなんですけれども今、画面の奥側、乗用車が何台か走っている側の道路を走っていたところ、中央分離帯を越えて、こちら側の対向車線の方に突っ込んできたということです。

その後、対向車線で送迎バスは乗用車など4台と次々と衝突したということです。バスは車と衝突した後、中央分離帯にある街路樹にフロント部分から突っ込んでいったということになります。

バスのフロント部分なんですが、運転手側が強く衝撃を受けていることがみてとれます。

事故があったのは、18日午後2時半過ぎころです。園児ら5人を含む7人が乗った認定こども園の送迎バスが中央分離帯を乗り越えて、対向車線を走っていた車4台と衝突しました。

この事故で、バスに乗っていた園児5人のほか、77歳のバスの運転手の男性、また、対向車線でバスと衝突した車に乗っていた4人など合わせて12人が病院に運ばれ、そのうち10人がけがをしたということです。

バスの運転手の方は胸を強く打つなどして重傷ということですが、そのほか、園児を含む病院に運ばれた人々は軽いけがですんでいるという情報がこれまでに入っています」

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