横須賀美術館が「鈴木敏夫とジブリ展」 24年3月から 11万人以上の来場者見込む、経済効果も期待

横須賀美術館(資料写真)

 横須賀美術館(横須賀市鴨居)はスタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサー(75)の世界観などを紹介する企画展「鈴木敏夫とジブリ展」を来年3月20日から開催する。6月18日までの期間中(91日間)に11万人以上の来場者を見込み、同市は市内への宿泊や飲食業などへの経済効果も期待している。

 鈴木氏は宮崎駿監督とともに「もののけ姫」や「崖の上のポニョ」などの名作を送り出してきた。同展は2019年から東京や岩手、愛媛など全国各地で巡回。京都文化博物館では52日間で約16万5千人が、福岡市博物館では72日間で約26万人が訪れた「大ヒット」展となっている。

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