騎手生活27年、JRA松田大作騎手が引退「メンタルを維持できなくなり」

JRAは18日、松田大作騎手(45歳、栗東・フリー)が引退したことを公式サイトで発表した。松田騎手から騎手免許の取消申請があり、17日付で騎手免許を取り消した。

松田騎手は1978年9月13日生まれ、鹿児島県出身。1997年3月1日にデビュー。JRA通算成績は500勝で、スワーヴアラミスで2021年のエルムS、2022年の東海Sを制するなど重賞4勝を挙げた。

松田騎手は「今まで27年間騎手として仕事をさせていただき、本当にありがとうございました。今まで支えてくださった競馬関係者の皆様、ファンの皆様、本当に感謝しております」とコメント。

「突然となりましたが、自分の中では何年も前から考えていたことで、騎乗馬を思う様に動かせなくなってきたことや、思う様な結果が出せなくなってきたこと、年齢を重ね体重の調整が難しくなってきたこと、また、シンプルに騎乗依頼が減ってきたことで、メンタルを維持できなくなり、引退を決意しました。27年間、本当にありがとうございました」と理由を明かした。

(よろず~ニュース編集部)

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