ライブスコープがサンデーアングラーたちにも普及し始めた昨今、それを武器に釣果を上げた人もいれば、イマイチ使いこなせてない人もいるはず。そこで、『Mr.ガーミン』である佐々プロに使いこなすためのコツをお伺いした。
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●文:ルアマガプラス編集部
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佐々一真(さっさ・かずま)
国内GARMINスポンサード第1号であり、ライブスコープをいち早く取り入れてきた『Mr.ガーミン』。釣りはもちろん、魚探の知識も豊富なため、本企画に抜擢。
「イマ」を「ライブ」で見る、水中の目
― 魚探の映像が過去から今に
もはやライブスコープの存在を知らない人のほうが少ないだろう。バスフィッシングに革命を起こした現代の神器である。
では、手に入れれば誰もがその恩恵を得られるのか? 答えはノーだ。使えば誰でも釣れるのであれば、トーナメントも成績に差が生じることもなくなるはずだが、実際はそうではない。どんなに優れたモノでも使いこなせなければただの道具なのである。
では、一体どう使いこなせばいいのだろうか?
「技術的な面はもちろんですが、実際はバスやルアーを映し出す設定に至っていない…ということも多いです。そこは誰でもマネできる部分なのでぜひ参考にしてもらえればと思います」
『Mr.ガーミン』の魔法のレシピがついに明かされる!
セッティング編
ソナー自体のセッティングや本体での設定など、よりキレイな映像を映し出すためのコツを聞いてみた!
― Q.電源はどうしていますか?
A.魚探4台をバッテリー1台で補っています。
佐々プロのボートにリギングされたGPSMAPシリーズ4台の電源はなんと24V80Ahのリチウムイオンバッテリー1台。「電圧は12Vでもいいのですが、いざというときにエレキのサブバッテリーにもなるので24Vにしています。ただし、24Vに対応している本体はGPSMAPシリーズだけなのでご注意を」
リチビー 24V80Ah
リチビー(Lithi-B) リチウムバッテリー 12V60Ah LifePO4
― Q.ブラックボックスの扱いについてどうしていますか?
A.「基本、防水なので雨ざらしになりやすいレンタルボートでも安心して使ってください。ただし、コネクタなどの接続部は濡らすとサビてしまうので、接続時には気を付けましょう」
― トランスデューサーは3種類
Garmin(ガーミン) Panoptix LiveScope(パノプティクス ライブスコープ) スキャニングソナーシステム (010-01864-00)
Garmin (ガーミン) LiveScope Plus システム GLS 10およびLVS34トランスデューサー付き ターゲット分離 鮮明なソナー画像 鮮やかな色 クリアな視界
水面の釣りをするときのコツ
トップウォーターの釣りや水面をしっかり映したいときは、振動子の角度を上向きに変えたり、振動子自体の位置を高くすることで、より水面を捕らえることができる。
― 魚探設定一言アドバイス
距離
自分が見たい、釣りをする距離にしましょう。
レンジ
自分が見たい、釣りをする距離にしましょう。 レンジ ボトムまでの水深+1~2m、もしくは釣りをするレンジまで。 レンジ ボトムまでの水深+1~2m、もしくは釣りをするレンジまで。
感度
映したいモノが映るまで上げます。
ノイズ除去
できればフィルターはかけたくありません。
カラースチーム
僕はアンバー一択ですが、偏光グラスと同じで見やすい色を使いましょう。
カラースチーム例
メジャーフィールド4タイプ!佐々的 設定レシピ
「細かい設定なんかわからない!」というアナタ!特別に佐々プロのフィールドタイプ別のレシピを公開します。まずはここから始めてみましょう!
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