全国大会 活躍誓う 明秀日立高サッカー、バレー部 茨城・日立市長表敬

小川春樹市長(中央)に活躍を誓った(左から)明秀日立高サッカー部の萬場努監督、若田部礼部長、熊崎瑛太選手、バレー部の清水梨央主将、島田結花選手、川村真一監督=日立市役所

第102回全国高校サッカー選手権大会(28日~)と第76回全日本バレーボール高校選手権大会(来年1月4日~)にそれぞれ出場する明秀学園日立高(茨城県日立市)のサッカー部と女子バレーボール部の選手たちが、市役所に小川春樹市長を表敬訪問し、大舞台での活躍を誓った。

サッカー部は4年ぶり5度目の出場で、29日の1回戦で徳島市立(徳島)と対戦。初出場の女子バレー部は来年1月4日の1回戦で米沢中央(山形)と戦う。選手たちは塙定之校長や両部の監督と訪れ、小川市長と懇談した。

サッカー部は今夏のインターハイで全国優勝し、2冠を目指す。熊崎瑛太選手=同市立助川中出身=は県予選を振り返り「プレッシャーもあったが、全員が力を合わせて勝ち進めた」と述べ、若田部礼部長は「チーム一丸となって再び日本一になりたい」。2人とも現在の心境は「楽しみ」と笑顔で語った。

バレー部はインターハイに2度出場経験があるものの未勝利。悲願の「全国1勝」を目指す。県北地域出身の選手が多く、最後まであきらめない姿勢を貫く。

清水梨央主将=同市立泉丘中出身=は「一つ一つの試合に全力で臨む」、エースの島田結花選手=同市立十王中出身=は「初出場の勢いを持って戦いたい」と意気込みを語った。

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