議長に半村氏内定 茨城県議会 副議長は西野氏

半村登氏、西野一氏(左から)

茨城県議会の次期議長に半村登氏(74)、次期副議長に西野一氏(70)が就任することが18日、内定した。両氏が所属する最大会派、いばらき自民党が議員会を開き、全会一致で決めた。正副議長選は開会中の第4回定例会最終日の22日に行われる見通し。

半村氏は坂東市・五霞町・境町区選出で、1994年に初当選し、当選8回。決算特別委員長や監査委員を歴任。中村喜四郎衆院議員(茨城7区)の選挙を支援したとして2002年に自民会派を除名されたが、19年8月に会派復帰し、現在は予算特別委員長や党県連総務副会長を務める。

西野氏は常陸太田市・大子町区選出で、08年に初当選し、当選5回。保健福祉委員長や農林水産委員長、決算特別委員長、議会運営委員長のほか、党県連組織本部長などを歴任。現在は党県連政調会長を務める。

議員会は正副議長選考委員会の協議を踏まえ、1年交代の慣例に従い、石井邦一議長と村上典男副議長の後任として推すことを決めた。選考委は当選2~4回の期数ごとの代表2人ずつと当選5~8回の各代表1人、県連幹部の計20人で構成する。

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