賞味期限切れの『お弁当』は食べても大丈夫?日持ちさせる保存方法は?

賞味期限と消費期限の違いについて

お弁当を選ぶ時、多くの方は期限に注目して選ぶと思います。食品には2つの期限があり、どちらも重要です。まず購入するお弁当のパッケージを見て、賞味期限・消費期限どちらかをチェックしましょう。

  • 賞味期限…美味しく食べられる期間
  • 消費期限…安全に食べられる期間

特に消費期限が記されている食品は、期限内に食べるのが無難です。

賞味期限が切れたお弁当は食べても大丈夫?

賞味期限が過ぎたお弁当を食べても良いのか、食べる際に注意すべき点はなにかについてご紹介します。

賞味期限なら、切れてから数日以内には消費しよう

賞味期限は消費期限ほど厳しくないものの、美味しく食べられる期間を指します。お弁当は購入してすぐに食べるのが理想的ですが、賞味期限内に食べることを目指しましょう。

また、賞味期限が過ぎても安全なのは、適切に保存された場合です。

保存方法が不適切な場合は要注意!

購入したお弁当の保存には、以下の環境を避けてください。

  • 直射日光が当たる場所での保存
  • 高温の場所での保存
  • 湿度が高い場所での保存
  • 常温での保存
  • 箸をつけた後、放置する

お弁当には保存料が使われているものもありますが、不適切な保存状態では劣化が進みます。賞味期限が来る前にお弁当が腐ってしまうこともあるので注意が必要です。

お弁当が傷んでいるサイン

お弁当が傷んでいるときに見られる兆候は以下の通りです。

  • ゴミのような異臭がする
  • 具材に触れると糸を引く
  • 食べ物の色が変わっている
  • 食べたときに舌がピリピリする

いつもと違う感覚があれば、食べないほうが安全です。変色している部分を取り除いても、菌がお弁当全体に広がっている恐れがあります。食中毒を防ぐため、少しでも異変を感じたら破棄しましょう。

お弁当を日持ちさせる保存方法

賞味期限が近いお弁当を買ったが食べきれない場合、次の方法で保存してください。

  • 冷蔵庫でチルド保存する
  • 箸をつけていなければ冷凍保存

冷凍保存することで賞味期限を延ばせますが、できるだけ早く食べることを心掛けましょう。食べる時は自然解凍後、電子レンジで通常の時間の1.5~2倍の時間をかけて温めてください。一度解凍して温めたお弁当は、再び冷凍するのは避けてください。

まとめ

お弁当を購入する際は、賞味期限か消費期限かを確認し、消費しきれるか考慮してください。食べきれない時は適切な方法で保存しましょう。

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