JR貨物、メディカル鉄道コンテナサービス展開へ コンテナ保有者等と連携

日本貨物鉄道株式会社(以下、JR貨物)は12月13日、定温コンテナ所有者や利用運送事業者と連携して、「メディカル鉄道コンテナサービス」を展開すると発表した。

同サービスの目的は、国内物流における医薬品や医療器具といった高度な輸送品質が求められるメディカル分野での鉄道コンテナ輸送利用拡大だ。定温コンテナの保有者(レンタル・リース事業者)、ドア・ツー・ドア輸送を担う鉄道利用運送事業者とJR貨物が連携。利用者の懸念事項や鉄道コンテナ輸送実現に向けた課題に対してチームとしてソリューション提案し、Eco&Sustainable な物流を実現していくという。

なお、JR貨物は、メディカル鉄道コンテナサービスのコーディネートチームを同社総合物流部内に設ける。そして、定温コンテナを保有する事業者やドア・ツー・ドアの一貫輸送を担う鉄道利用運送事業者と協働して最適な鉄道輸送スキームとサービス内容を提案していくという。

さらに、医薬品における GDP(適正流通)への対応については、提案する輸送サービス内容を各メーカー様等に評価してもらい、適合する範囲で利用できる予定だ。

(出典:JR貨物 Webサイトより)

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