梅花と金木犀香るリキュール 金ケ崎「鳥海柵」にちなむ2種

花の香りが楽しめる「鳥海の梅花酒」と「鳥海の金木犀酒」

 岩手県金ケ崎町西根の金ケ崎薬草酒造(老川和磨社長)は、平安時代に奥六郡を支配した安倍氏の拠点「鳥海柵(とのみのさく)」にちなんだ、花と果実のリキュール2種を発売した。豊かな香りを楽しめる。

 「鳥海の梅花酒」(500ミリリットル、1650円)は梅の花と実を使用。桃や同町産のブルーベリー、ハーブなどを合わせ、フルーティーな味わいに仕上げた。アルコール度数8%で、ロックがおすすめだ。

 「鳥海の金木犀(きんもくせい)酒」(同、2200円)は、生薬にも使われる天然のキンモクセイをベースに桃やアンズの果汁を加えた。香料は使わず、お湯や温かいお茶で割るとより香りが広がる。アルコール度数16%。

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