空気階段・水川かたまりが「ゼイチョー」最終回で相方・鈴木もぐらと共演。現場で借金のお願いをされた!?

菊池風磨が主演を務める、日本テレビ系連続ドラマ「ゼイチョー ~『払えない』にはワケがある~」(土曜午後10:00)。レギュラー出演している鈴木もぐら空気階段)の相方・水川かたまりが、 12月23日放送・最終回に登場することが分かった。

「ゼイチョー ~『払えない』にはワケがある~」は、2016~17年「BE・LOVE」(講談社)で連載された、慎結氏による「ゼイチョー!~納税課第三収納係~」が原作。主人公・饗庭は、みゆきの市役所納税課の職員で、滞納されている税金を納めてもらう徴税吏員だ。税金滞納者の経済状況を把握して、自宅を訪問。時に財産を差し押さえ、税⾦を納めてもらうようにうながす。つまり“税金の取り立て屋”。しかし、彼の本当の職務はただ税金を取り立てることではない。「敵じゃない! 味方になりたいんです!」と市民の事情に寄り添って、救う方法を模索。そんな徴税吏員の日々をスリリングに、そして、時には泣いて笑ってと、魂を揺さぶるヒューマン・エンターテインメントとして描かれている。

鈴木は、みゆきの市役所・徴税第三係の徴税吏員・加茂原健介役で出演しているが、最終回でコンビでの共演が実現した。今回登場する水川の胸には、ローマ字で「SAGARA」の文字。これは、饗庭蒼一郎(菊池)、百目鬼華子(山田杏奈)、加茂原ら徴税第三係が、莫大な額の不正を暴くべく立ち向かう巨悪、みゆきの市を牛耳る巨大企業「相楽ホールディングス」の社員であることを表す。そしてその役は、第三係が不正の証拠をつかむにあたって鍵を握る重要人物とのこと。登場するシーンでは、まさに「鍵を握って」全速力で逃げる。果たしてどのような役どころなのか注目だ。

水川は「走るシーンが多かったのですが、日頃から『少しの距離なら歩こう』という意識で生活しているので苦ではなかったです。皆さんもそういう意識で生活してください」とコメントし、「撮影の合間、相方に『有馬記念で絶対に勝つ馬を知っているから30万円貸してくれ』と頼まれましたが、そんなわけがないのでもちろん貸しませんでした。皆さんも貸さないようにしてください。ゼイチョー! ゼイチョー! ゼイチョー!」と、水川お決まりの3回繰り返すフレーズでメッセージを寄せている。

最終回。「奥林のためにも、父の不正をただす。だからみゆきの市に来たんだ」…饗庭と華子の前で、相楽義実(本郷奏多)は自身が副市長になった本当の理由を打ち明けた。すべては「徴税禁止リスト」の作成を裏で操り、特定の企業や関係者に納税を逃れさせていた黒幕である相楽グルーブの会長で、父・相楽耕史郎(板尾創路)の悪行を暴くため。そして、その不正に無理矢理関与させられていた財務省時代の同期で友人である奥林礼二(結木滉星)の無念を晴らすためだ。3年前、奥林はなぜ屋上から身を投げなければならなかったのか? あの時、相楽と奥林は何を話していたのか。相楽の口からすべてが語られる。

ついに「徴税禁止リスト」の真相にたどり着いた饗庭たち第三係。リストによって納税の義務を不正に逃れている相楽グループの推定滞納額は、法人住民税や固定資産税など5年分で約45億円。その莫大な額におよぶ不正の証拠をつかむため、饗庭たちは徴税吏員に与えられた“切り札”を使って、巨大企業・相楽ホールディングスの捜索に動き出す。しかしその頃、息子の裏切りに気付いた耕史郎は、市長の米田保(佐戸井けん太)、財務部長・浦部明憲(川瀬陽太)と結託して、すでに先手を打っていた。

みゆきの市を牛耳る巨大企業による莫大な額の不正を暴くことができるのか。「公務員、なめないでくださいね」――饗庭たち第三係が巨悪に立ち向かう最終決戦を迎える。

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