「駆け落ちしよう」と連絡 28歳の男が起訴内容を認める 女子高校生誘拐 【長野】

SNSで知り合った大町市の女子高校生を、誘拐したとされる男の裁判が始まりました。
2人は交際関係にあり、男が「駆け落ちしよう」と連絡をしていたことが分かりました。
未成年者誘拐の罪に問われているのは、岩手県奥州市の無職の男(28)です。起訴状によりますとSNSで知り合った大町市の女子高校生(当時16歳)が未成年であると知りながら8月に保護者に無断で連れ去り、10月末までの間自宅で寝泊まりさせるなどしたとされます。
19日の初公判で男は起訴内容を認めました。
検察側は「事件前から交際していて事件当日に駆け落ちしようと連絡した」と男の供述調書を読み上げ、女子高生の家族が厳しい処罰を望んでいると述べました。
男は「間違っているかもしれないが、逮捕されてやっと終われると安心した」と話し、「女子高生の今後の人生を台無しにして申し訳ない。それに応じた処罰を受けるべきだと思う」と女子高生やその家族に謝罪の気持ちを述べました。

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