4月から平日は120本減便 コロナ以降利用者減少 仙台市バス

仙台市は、2024年4月から市バスの運行本数を平日で1日120本減らすダイヤ改正案を発表しました。

ダイヤ改正案は、19日の市議会常任委員会で示されました。仙台市バスの利用者はコロナ前2019年の8割から9割ほどにとどまっていて、特に夜の8時から9時台は75%、10時台は66%と低迷しています。

このため仙台市は、2024年4月1日のダイヤ改正で平日に運行する1日3574本のうち120本を減便することを決めました。

夜間の減便は298本のうち15%にあたる44本と、時間帯別で最も多くなっています。土曜は91本、休日は59本減便します。

市バスの運行をめぐっては高齢化で人手不足が進む中、2024年4月から運転手の時間外労働の規制が強化されることになっていて、仙台市はダイヤ改正で規制に対応できるとしています。

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