Jリーグは来季から「明治安田Jリーグ」に名称変更、J1からJ3まで全20クラブに統一…ルヴァンカップの方式も大きく変更

[写真:©︎J.LEAGUE]

Jリーグは19日、2024シーズンの大会方式について発表した。

2023シーズンはヴィッセル神戸が初優勝を果たして終わったJリーグ。J2はFC町田ゼルビア、J3は愛媛FCといずれも初優勝。YBCルヴァンカップモアビスパ福岡が初優勝と、初物尽くしのシーズンとなった。

2024シーズンからは大会名称が変更。「明治安田生命Jリーグ」から「明治安田Jリーグ」に変更される。

また、J1からJ3まで全てが20クラブによる戦いとなる。J1からJ2へは3クラブが自動降格。J2からJ1へ昇格する枠は2クラブが自動昇格、3位から6位がJ1昇格プレーオフを戦う。

J2からJ3へ降格するのも3クラブが自動降格。J3からの昇格は3枠で、上位2クラブが自動昇格、1枠は3位から6位のJ2昇格プレーオフが新設された。なお、J1クラブライセンス、J2クラブライセンスを持つクラブのみが出場可能となる。

また、ルヴァンカップは大きく大会方式が変更。J1チームとJ2に降格した2チームが参加していたが、2024シーズンからはJ1からJ3の全クラブが出場するノックアウト方式に変更。1stラウンド、プレーオフラウンド、プライムラウンドの3つのラウンドで構成される。

「1stラウンド」は、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2023-24のノックアウトステージに進出した川崎フロンターレ、横浜F・マリノス、ヴァンフォーレ甲府を除くJ1の18チームとJ2の19チーム、J3の20チームを10グループに分け1試合生のノックアウト方式に。各トーナメントを勝ち上がった10チームがプレーオフラウンドに進出する。組み合わせは2023シーズンの順位を元に決定する。

1回戦は3月6(水)or13日(水)、2回戦は4月17日(水)or24日(水)、3回戦は5月22日(水)となる。

「プレーオフラウンド」は、「1stラウンド」を勝ち上がった10チームによるホーム&アウェイの2試合を実施。5チームがプライムラウンドに進出する。第1戦は6月5日(水)、第2戦は6月9日(日)に行われる。

「プライムラウンド」は、「プレーオフラウンド」を勝ち上がった5チームとACLに参加している3チームが参加。ホーム&アウェイのトーナメントで行われる。準々決勝は9月4日(水)と8日(日)、準決勝は10月9日(水)と13日(日)、決勝の日程は未定となっている。

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