クレー射撃協会役員を告発 火薬類取締法違反の疑いで

 日本クレー射撃協会の強化担当役員が銃弾を不適切に取り扱ったとして、火薬類取締法違反の疑いで神奈川県警に刑事告発されたことが19日、複数の関係者への取材で分かった。県警は告発状を受理した。

 告発したのは複数の日本協会関係者。告発状によると、当該役員は神奈川県内のナショナルトレーニングセンター(NTC)競技別強化拠点での合宿で、規定の数量を超える散弾銃実包を火薬庫でなく、宿泊先の駐車場で自家用車に保管していたとしている。この件を含め、組織運営を問題視する匿名の文書が4月に日本オリンピック委員会(JOC)に届き、日本協会はJOCからの要請を受けて第三者の弁護士による調査を行った。

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