米11月住宅着工14.8%増 3カ月連続プラス

 【ワシントン共同】米商務省が19日発表した11月の住宅着工件数(速報、季節調整済み)は年率換算で前月比14.8%増の156万戸となり、3カ月連続で増えた。市場予想は136万戸だった。中古住宅の不足を背景に、6カ月ぶりの高水準となった。

 地域別では北東部が前月から倍増したほか、南部も16.3%増だった。西部は2.1%、中西部は1.4%それぞれ増えた。

 主力の一戸建ては18.0%増の114万3千戸となった。集合住宅も増えた。全体の前年同月比は9.3%増となった。

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