<レスリング>三重県と東京都が1位タイ、2年連続で47都道府県から出場…2023年全日本選手権/都道府県別エントリー選手数

2022年天皇杯全日本選手権のエントリーが認められた選手(470人)を、出身都道府県別で集計してみた。

男女を合わせた1位は、昨年トップの三重県東京都の「35選手」。三重県は、2019年に「29選手」で1位となり、コロナで出場選手数が大幅に制限された2020年も「19選手」でトップ。2021年は「19選手」で2位となったが、昨年は「32選手」でトップの座を奪還していた。東京都は2021年に「27選手」で初めてトップとなり、昨年は「27選手」と選手数は変わらなかったが、三重県に及ばず2位へ。今年は三重県と並んでトップの座に返り咲いた。

▲躍進を続ける三重県。世界チャンピオンの奥野春菜(自衛隊)を中心に、今大会も強さを見せるか

3位は昨年と同じ埼玉県で「24選手」。岐阜県、大阪府、静岡県と続いた。関東の1都7県で、全体の28%にあたる「131選手」が出場する。

昨年は、統計を取り始めてから初めて全都道府県からのエントリーで、今年も47都道府県のすべてからエントリーがあった。女子は、昨年が「36都道府県」だったが、今年は「32都道府県」に後退。奮起が望まれるエントリー数となった。

各都道府県別のエントリー選手数は下記の通り。


2023年天皇杯全日本選手権/出身都道府県別エントリー選手数

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