〈3.16 北陸新幹線 第2の開業〉加賀温泉駅に児童のポスター、魅力を伝え

観光客に加賀市の魅力を伝えるポスターを作製した錦城東小5年生=JR加賀温泉駅

 加賀市錦城東小の5年生33人は19日、北陸新幹線延伸を控え、誘客につなげようと市の魅力を紹介したポスター9枚を作製し、JR加賀温泉駅に届けた。同駅では1月中旬まで改札口付近に数枚ずつ貼り、乗降客にアピールする。

 5年生が総合的な学習の授業でポスターづくりに取り組んだ。加賀市は人口が減少し消滅可能性都市とされることから「加賀市人口増加大作戦~まずは観光客を増やそう」をコンセプトとした。

 ポスターには山代、片山津、山中の3温泉、九谷焼、山中漆器、校下にある菅生石部(すごういそべ)神社の県無形民俗文化財「御願(ごんがん)神事」などを盛り込んだ。QRコードを読み取ると、児童が英語で加賀市について説明する音声ガイドを聞くことができるという。

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