松原秀典展、2度目の展示替え 「エヴァ」シリーズや「サクラ大戦」の原画高岡市立博物館

2度目の展示替えを進める関係者=高岡市立博物館

 高岡市立博物館で開かれている市出身の人気アニメーター松原秀典さんの個展「松原秀典展」(富山新聞社主催)は20日から、作品約120点を入れ替えて展示する。人気作品「エヴァンゲリオン」シリーズの原画などで、展示総数300点以上のうち3分の1程度を一新し、一度訪れたファンもリピートして楽しめる内容とする。

 会期中の展示替えは2回目で、今回が最後となる。19日には職員が作業を進め、松原さんが作画監督とキャラクターデザインを務めた劇場アニメ「この世界の片隅に」や「エヴァンゲリオン」シリーズ、代表作「サクラ大戦」の原画を入れ替えた。

 松原さんの高校以来の友人で、展示の運営に携わる相互企画印刷(高岡市)の林正人さん(58)は「1度、2度来た人も帰省シーズンに足を運んでもらいたい。少しでも多く彼の作品を見て、仕事ぶりを目に焼き付けてほしい」と期待した。

 松原秀典展は来年1月8日までの午前9時~午後5時で、月曜(祝日除く)と年末年始(29~3日)は休館。一般千円、中高生500円、小学生以下無料。

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